この親にしてこの子あり! 海外ドラマ、映画で活躍する俳優一家12選
|まとめ
遠~い親戚に1人有名人がいるだけで自慢度MAXになってしまうのは一般人のお話。ハリウッドじゃあ親子兄弟みんなスターという一家がわんさといるのだ。そこで、そんなこんなの大活躍家族を一気にご紹介!
肩を並べる二つの星ドナルド・サザーランド&キーファー・サザーランド父子
『24 -TWENTY FOUR-』の不死身主人公ジャック・バウアーといえばアメリカが生んだ21世紀ドラマ界の横綱級キャラクター。演じるキーファー・サザーランドも一気にハリウッドきっての稼ぎ頭へとブレイクした。そんなキーファーが実は子役出身であることをご存じだろうか? それもそのはず、父はキャリア50年の名脇役ドナルド・サザーランド、母のシャーリー・ダグラスも女優だったのだ。
ドナルドのいぶし銀っぷりは半端なく、近年では『ダーティ・セクシー・マネー』での威厳ある大富豪役が記憶に新しい。ドナルドは『24 -TWENTY FOUR-』の大ファンであったにも係らず、ジャック・バウアーの父親役を打診されたのに断ってしまったと言う。その理由は、「役柄とはいえ息子を殺そうとする父親役など出来ない」から。この親心、泣けるじゃあないか!
そんな息子愛に溢れたドナルド、2011年にハリウッドの殿堂ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入りを果たし、なんと息子キーファーの隣に星を並べている。これぞ親子鷹! まさにスター親子のプロトタイプのような2人なのである。
お父さんに恥かかせないでね マーティン・シーン&チャーリー・シーン父子
いぶし銀と言えば、チャーリー・シーンのお父さんマーティン・シーンもかなりのものだ。『地獄の黙示録』のウィラード大尉や『ウォール街』での親子競演も心に残る。が、何と言っても大統領役を好演した『ザ・ホワイトハウス』が印象深い。ゴールデングローブ賞テレビ部門男優賞を受賞したのも納得である。
一方の息子、チャーリー・シーンはと言えば、最近は暴行だの訴訟だのとすっかりお騒がせセレブ色が強くなってしまった。が、実はテレビ『スピン・シティ』でゴールデングローブ賞を受賞し、『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』では1エピソードあたりの推定出演料が125万ドル(日本円で約1億625万円! )という超ビッグスターなのだ。ちなみにチャーリーの兄はこれまた俳優、『アウトサイダー』のエミリオ・エステベスだ。
パパよりだいぶカッコいいぞ ロバート・パイン&クリス・パイン
近頃人気急上昇のクリス・パイン(『スター・トレック イントゥ・ダークネス』)も実は俳優一家出身。お父さんのロバート・パインは超人気ドラマ『白バイ野郎ジョン&パンチ』のギトレア部長だ。懐かしいぞ!
クリスのデビューは同じNBCの『ER 緊急救命室』でのゲスト出演。これが七光りだったのかどうかは知らないけれど、いまやライジング・スターの筆頭として注目されるクリスにはもはやどうでもいいことだ。
ハリウッドきっての大家族!? ブランジェリーナ・ファミリー
親を超えたビッグスターとして忘れてならないのは、やっぱりアンジェリーナ・ジョリー。お父さんは『帰郷』(1978)でアカデミー主演男優賞に輝くジョン・ヴォイド。お母さんのミシェリーヌ・ベルトランも女優だったそう。そんなアンジーがおよそ9年の交際期間を経てブラッド・ピットと結婚したのは2014年のこと。「ブランジェリーナ」と呼ばれるこのカップルは、なんと「ハリウッドで最もパワフルなカップル」としてギネス認定も受けているのだ。実子養子合わせて6人の子どもを持つ大所帯の肝っ玉母さんアンジーは、慈善活動家としても知られる。
主演作『マレフィセント』で6人の子どものうちなんと3人を一度にスクリーンデビューさせちゃったのは2014年のこと。養子のザハラちゃんとパックス君はエキストラ的出演だったものの、実子ヴィヴィアンちゃんはオーロラ姫の幼少期を演じたとあってアンジーのステージママ本気度が垣間見えたりもする。
一見テレビとは無縁そうなブラピだが、まだデビュー間もない頃、超有名シットコム『愉快なシーバー家』に出演したことはファンの間で良く知られている。そういえばジェニファー・アニストンと結婚していた2001年には、彼女が主演の『フレンズ』第8シーズン第9話にもゲスト出演していたっけ。この際ファミリー揃ってテレビ進出して、ハリウッド版ビッグ・ダディになってみるのも悪くないかもよ。
狙うは家族まとめての一大派閥 ウィル・スミス・ファミリー
「こっちも黙っちゃいないぜ! 」とばかりにファミリー売りを全面に押し出しているのが、ウィル・スミス・ファミリー。パパのウィルは言わずと知れたハリウッドのドル箱スター。ママのジェイダ・ピンケット=スミスも女優で、テレビ『しあわせの処方箋』では主演に加えて製作総指揮も担当した。
息子のジェイデンは8才にして『幸せのちから』でパパと共演。その後『ベストキッド』ではジャッキー・チェンと共演。さらにはラッパーとしてジャスティン・ビーバーとコラボしたり、自身のファッションブランドを立ち上げたりと、ティーンとは思えない八面六臂ぶりだ。
ジェイデンの妹ウィロウもこれまた7才の時に『アイ・アム・レジェンド』でパパと共演してデビュー。9歳でジェイ・Zのレーベルと契約したシンガーでもある。わずか13才にしてベッド写真が流出するなど、はやくも大物お騒がせセレブ臭がプンプンするのはさすがとしか言いようがない。
子どものためならえんやこ~ら! ダコタ・ジョンソン&メラニー・グリフィス&ドン・ジョンソン
七光りパワー全開でデビューするのはウィル・スミス一家にかぎったことではない。
例えばダコタ・ジョンソン。母は女優のメラニー・グリフィス(映画『ワーキング・ガール』でゴールデングローブ賞受賞)。父はドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』で一躍80年代人気No1スターになったドン・ジョンソン。『刑事ナッシュ・ブリッジス』では主演のみならず製作総指揮まで手掛けている。そして継父はあのアントニオ・バンデラス。デビュー作は母主演・継父監督の映画『クレイジー・イン・アラバマ』で実の母の娘役を演じるというこれでもかのトリプル七光り! には脱帽だ。
両親の繋がりをどこまで活かせる? ベーコン・ファミリー
2014年のミス・ゴールデングローブに選ばれて今後の活躍が期待されるソシー・ベーコンも七光っちゃっている。
パパは、そう、苗字を見ればピンとくるケヴィン・ベーコン、ママは大ヒットドラマ『クローザー』主演のキーラ・セジウィックだ。ケヴィン・ベーコンと言えばその出演本数の多さから「ベーコン指数」(役者の共演関係をベーコン中心に測った指数)なるものが作られるほどの大スター。最近ではテレビドラマ『ザ・フォロイング』で初主演を果たした。
ソシーは、そのパパが製作・監督・出演した映画『バイバイ、ママ』(2006)でデビュー。その後もママ主演の『クローザー』にママの姪っ子役で出演するという親コネ二段構えだ。しかもこの時はケヴィンが監督を務めたそうで、いやはやどこまでも仲良し家族ってことでお許しあれ。お父さん監督作品以外でも活躍出来る日が来るよう願いたい。
姉妹TVスターのルーツ! アシュレー&メアリー=ケイトのオルセン姉妹
ドラマ好きとして筆頭に挙げたい活躍姉妹は、やっぱりアシュレー&メアリー=ケイトのオルセン姉妹。そう、1987年から95年にかけて放送された大人気シットコム『フルハウス』の末っ子ミシェルを2人1役で演じたあの双子ちゃんだ。『フルハウス』後も2人でたくさんの作品に出演しつつ、12歳にしてファッションブランドを立ち上げ大成功。トップクラスのヤングセレブへと成長を遂げた。しかし、残念なことにアシュレーは2009年に、メアリー=ケイトは2012年に俳優業を引退してしまった。セレブ・ニュース以外で2人の姿を見たい人はDVDで楽しむしかなさそうだ。
遺伝子のなせる技!? 美しすぎるダコタとエルのファニング姉妹
すっかり大人になってしまったオルセン姉妹はさておき、今注目のヤング姉妹スターといえば、間違いなくダコタとエルのファニング姉妹だろう。ダコタ・ファニングは2000年代を代表する超人気子役。最近は大人の女優へと脱皮を測っている最中だ。実は『アイ・アム・サム』等の映画出演で注目される前、『ER 緊急救命室』『アリー my Love』『CSI:科学捜査班』といった超人気テレビシリーズに立て続けにゲスト出演していることはあまり知られていない。もちろん子役としての出演なので主要な役ではないのだが、テレビドラマ・フリークにとっては何とも嬉しい話である。
一方のエルは姉の幼少時代役としてキャリアをスタートさせたものの、最近ではスティーヴン・スピルバーグ監督の『スーパーエイト』や『マレフィセント』など話題作への出演が相次ぎ、ファッション業界からも注目されるフレッシュ・スターへと成長した。姉妹で雑誌の表紙を飾ることも多く、ご両親はさぞや嬉しいに違いない。
テイストの違いが興味深いデシャネル姉妹
現役でテレビ界を盛り上げている姉妹はと言えば、何と言ってもデシャネル姉妹だ。姉のエミリー・デシャネルは『BONES』の主人公を演じてかれこれ10年。妹のゾーイは『New Girl』でダサかわ女子ジェスことジェシカを演じて人気者に。実はこの2人、お父さんは映画監督のキャレブ・デシャネル、お母さんは女優のメアリー・ジョー・デシャネルという芸能一家の出身なのだ。クールで知的な姉と変わり者ながらチャーミングな妹の姿は、『BONES』シーズン5第10話の共演シーンで同時に見ることが出来る。どうぞお楽しみあれ。
イケメン兄弟もお忘れなく! クリス&リアム・ヘムズワース兄弟
当代きってのイケメン人気ブロスと言えば、オーストラリア出身のクリス&
リアム・ヘムズワース。兄のクリスは『マイティ−・ソー』(2011)で人気炸裂! 長身でいいカラダを持つイケメンとくれば世の女性達が放っておくはずもなく、2014年People誌の「もっともセクシーな男性」に選ばれた。弟リアムも『ハンガーゲーム』(2012)で一躍有名になり、マイリー・サイラスとの交際報道でも女性ファンをヤキモキさせた。2人が並んだ姿はいいもの見た感満載のゴージャス・ショットで、しばらくこの人気は続きそうだ。
お騒がせ番外編のカーダシアン一家
俳優・女優ジャンルに入れるのも憚られるけれど、やっぱり無視できない大活躍ファミリーといえばカーダシアン一家。そう、リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に一家総出で登場するや否やリアリティ界のトップスターへと駆け上がった方々。パリス・ヒルトンの連れとして顔を売り、今やカニエ・ウェストとの間に一児をもうけセレブゴシップ界の女王に君臨するキム・カーダシアン。その姉コートニーと妹のクロエ。実父はOJ・シンプソンの弁護士として暗躍したロバート・シンプソン、継父のブルース・ジェンナーは十種競技の元オリンピック金メダリストとこれまた有名どころ。さらに継姉妹のケンダル・ジェンナーはモデルとして躍進中だし、その妹カイリー・ジェンナーは17才にして整形やら豊胸やらゴシップの種には事欠かない存在。ウィル・スミスの息子ジェイデンと付き合っていることでも有名だ。そして右を向いても左を向いても有名人な一族を操っている影のドン=母クリス。いやはやこの先どこまで行くのやら、次なるゴシップいえいえご活躍から目が離せないのであ〜る。
スター一家だなんてうらやましいと思われがちだが、ハリウッドでの活躍はゴシップと表裏一体。人もうらやむ名声がいつバッシングに変わるかわからない。そんな中家族で活躍なさっている皆さん、いやいやあっぱれでござる。この先もベッカムさん家の兄弟やらトム・クルーズさん家のお嬢ちゃんやら活躍家族予備軍は目白押し。どの家族が抜きん出るのか、高みの見物といたしましょう!!
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