アリー my Love（海外ドラマ：1997年 - 2002年） | 海外ドラマJP DRACO（ドラコ）

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アリー my Love の作品紹介

法律事務所で働く女性弁護士、アリー・マクビールをめぐる恋愛のドタバタや、法廷での活躍を描いたラブコメディ。

アメリカFOXテレビで、1997年から2002年まで放送されたラブコメディドラマ。恋愛に不器用で、妄想癖もあるアリーのキュートな魅力が女性を中心に人気を集めた。本格的な法廷シーンにも見応えがあり、法廷ドラマとしての一面も楽しめる。日本ではNHK総合で放映された。劇中でアリーが見る妄想として、「ダンシング・ベビー（ネット上で話題となっていた3Dアニメで作られた赤ちゃんのキャラクター）」が登場し、「キモかわいい」と話題になった。

勤めていた大手弁護士事務所を、セクハラトラブルからクビになってしまったアリー・マクビール。なんとか大学の同級生の事務所、「ケイジ&フィッシュ弁護士事務所」に拾ってもらった彼女は、そこで元カレのビリーに出会う。彼も弁護士としてこの事務所に勤めていたのだ。彼に捨てられたつらい過去を思い出し、頭を抱えるアリー。しかも、ビリーは美人弁護士の奥さんがいるにもかかわらず、まんざらでもない様子で……。

妥協を許さないストイックな性格から、恋愛は長続きせず、仕事でもヘマをしてことあるごとに仲間とぶつかってしまうアリー。しかも、「ダンシング・ベビー」の妄想まで見るようになってしまい、情緒は不安定気味だ。しかし、彼女の持ち前のストレートな性格で、次第に周囲の仲間たちの理解を得ながら、仕事と恋に邁進していく。

33歳のときにアリー役を演じて、やや遅咲きのブレイクを果たしたキャリスタ・フロックハート。本作以降は、女優としてのヒット作には恵まれないものの、大物スター、ハリソン・フォードとの22歳差の恋愛が話題となった。長く交際期間が続いていたが、約8年の交際を経て、2010年6月にニューメキシコ州サンタフェで無事挙式して、現在は幸せな家庭を築いている。

シリーズ中に、多くの大物ミュージシャンが登場することでも話題となった本作。スティング、ティナ・ターナー、エルトン・ジョンが本人役で登場するほか、ジョン・ボン・ジョヴィ、マライア・キャリーがキャストの一人として本格的な演技を見せていた。

この作品のプロデューサー、デビッド・E・ケリーはボストン大学のロー・スクール出身で、自ら弁護士としても働いていたという変わった経歴の持ち主。その経験をもとに、『アリー my Love』以外にも、『L.A.ロー七人の弁護士』、『ザ・プラクティス』、『ボストン・リーガル』など、ボストンを舞台とした弁護士ドラマを多数手がけている。

更新日2012年7月23日