NYスイーツの女王、日本でも大人気の「マグノリア・ベーカリー」

出典：http://www.magnoliabakery.com/about-us/

『SATC』でキャリーとミランダが店先で頬張って以来、大人気となったカップケーキのお店。『SATC』以外にも『ゴシップガールや『プラダを着た悪魔』など、NY洒落ドラマには欠かせない存在だ。
もともとはウェストビレッジのブリーカー通りにある小さなお店だったのが、あれよあれよという間にニューヨークだけでも5店舗に！
その「マグノリア・ベーカリー」が日本初上陸ということで連日マスコミを賑わせていたのは、2014年のこと。
キャリーたちが食べてたまんまのキュートなルックスはもちろんのことそのお味までもが本場そのものということで、みんなで大行列〜。しかもアジアではまだ東京の表参道店しかないもんだから、世界中からいらっしゃる観光客の皆さんも仲良く並んじゃうのだ。いやあ、東京ってすごいね。

可愛さならカップケーキに負けないぞ「Ciappuccino」のウーピーパイ

出典：http://www.ciapshop.jp/whoopiepie.html

もともとアーミッシュの人達が食べていたおやつだという「ウーピーパイ」。柔らかめのクッキー生地にマシュマロが挟んである可愛らしいお菓子。簡単に説明すると、エンゼルパイの小型版みたいなものかな（なんかおしゃれ度下がっちゃう？）。
で、「マグノリア・ベーカリー」でも売っていたことから『SATC』関連銘柄として株価急上昇。日本でもいろんなケーキショップが扱うようになった。
なかでもニューヨークスイーツ専門店 Ciappuccino（チャプチーノ）では、海外ドラマ「SMASH/スマッシュ」とコラボしたスペシャルバージョンも販売していた。残念ながら期間限定発売だったため現在は販売していないが、オリジナル「ウーピーパイ」の人気は健在。実店舗の他に通販などでも購入できる。是非とも次なるNYドラマとのコラボを期待したい！！

今も昔もニューヨークの定番スイーツといえば「ジュニアーズ・チーズケーキ」

出典：http://www.tabikobo.com/abroad/nyc/recommend/08.html

『SATC』でキャリーとビックがいつものお仲間集めてパーティしたのが、「ジュニアーズ・ニューヨーク」、タイムズスクエアにある1950年創業の老舗ダイナーだ。場所柄観光客やミュージカルを見に来た人達でいつもにぎわっている。ここでは定番メニューのパストラミ・サンドイッチなんかを食べるのもいいけれど、最も有名なのはチーズケーキ。そう、いわゆるニューヨーク・チーズケーキっていわれるどっしりもっちりのアレだ。しかも巨大！
この「ジュニアーズ・ニューヨーク」、実はつい最近まで日本にも出店していた。ニューヨークさながらデリ・メニューとチーズケーキが日本でも食べられたのだ。現在はチーズケーキの通販のみ扱っているようだが、「ニューヨーク・チーズケーキ」はもはや日本でも定番スイーツ。「ジュニアーズ」に負けず劣らずのお気に入りを探してみるのも楽しいかも知れない。

セレブ出没スポットの定番といえば「バビーズ」

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ニューヨークのトライベッカ、ハイラインに次ぐ第3の店が日本にあるのが、「バビーズ」。しかもニューヨークじゃ2店舗しかないのに、日本には5店舗もあるというこれまたビックリなアメリカン・ダイナーなのだ。
ここんちはセレブ・ハンティング・スポットとしても超有名。目撃情報だけでも、マシュー・マコノヒー、レオ様、アンドリュー・ガーフィールド＆エマ・ストーンの『アメイジング・スパイダーマン』カップル、テイラー・スイフト、ジェシカ・アルバなどなど、ここはハリウッドのスタジオかと見まごうばかり。
そんな洒落ダイナーが日本にもあるとなれば、やっぱ行ってみたいよね。で、どんなお食事が楽しめるかと言うと、アメリカン朝食の定番エッグ・ベネディクトやおふくろの味マカロニチーズからリブアイ・ステーキまで何でもござれ。特に海外ドラマファン的にどストライクなのは「ピーカンナッツパイ」。そう、ドラマの中でよくみんなが食べてるあの超甘そうな砂糖で固められたピーカンナッツがざっくざく乗っかってるアレ。これ食べながら日本のセレブ・ハンティングしてみない？

ブレアが大好きなマカロンなら「ラデュレ」

出典：http://www.laduree.jp/les-coffrets-cadeaux-de-macarons

色とりどりのパステルカラー、ころんとした丸〜い形、360度どこから見ても女子心をくすぐるそのルックスは、フォトジェニック・スイーツとしてカップケーキと双璧を成している。なかでも『ゴシップガール』ブレアのお気に入りは、フランス・パリ発のブランド「ラデュレ」。
マディソンのショップでギフトを買ったり、ソーホーのサロン・ド・テでハイティーをしたりとかなりお気に入りのご様子。うぐいす色の紙袋からしてブレアのガーリーな雰囲気にぴったりだもんね。
日本ではいくつかのショップとサロン・ド・テが1店舗展開されている。サロンドテがあるのは、東京の5番街=銀座通りの三越の中。ロココ〜な内装が女性にはたまらないエレガントな空間だ。

チャックのチョイスだと「ピエール・エルメ」

出典：http://www.pierreherme.co.jp/

『ゴシップガール』シーズン2の最終回。チャックがブレアのために山のように持ち帰った海外からのお土産の中にあったのが、「ピエール・エルメ」のマカロン。ブレアがマカロン好きなこと、ちゃーんと押さえてるのね。あれ、ちょっと待って。お土産ってことはもしやアメリカにはないの？「ピエール・エルメ」。
そんなことある訳ないと思いつつ調べてみるとほんとにないよ、あれま。日本ではデパ地下スイーツとしてお馴染みだっていうのに。しかも日本にある店舗数なんと13 軒。これは本国フランスの14軒に次ぐ快挙。多くても2～3店舗という他国を大きく引き離しておりまする。すごいぞ、日本。
ニューヨークおしゃれライフを満喫する『ゴシップガール』の皆さんよりもお手軽に「ピエール・エルメ」を食すわたくしたち。なんだか鼻高々でございますわ。

NYが誇るセレブ・シェフの1人「ジャン・ジョルジュ」

出典：http://www.jean-georges-tokyo.jp/photo-gallery/restaurant/

ニューヨークのシグネチャー・シェフというカテゴリーで必ず名前が挙がるのが、ジャン‐ジョルジュ・ヴォンゲリスティン。なにしろアメリカではミシュラン3つ星10年連続獲得という偉業を達成しているのだ。
こちらで優雅なお食事に舌鼓を打っていたのは、『ゴシップガール』ブレアとチャック。確かにいかにもチャックがチョイスしそうなモダンな空間だ。
そんなジャン・ジョルジュが日本に進出したのは2014年のこと。六本木ヒルズ内という日本屈指のセレブ・スポットを舞台に、日本でも堂々のミシュラン星獲得を成し遂げた。
気になるお値段はというと、シェフのお任せコースで24000円！ NYのお任せコースが208ドルだから、為替を考えればほぼ同額。なかなかリーズナブルなんじゃないでしょうか？
ブレアとチャックに負けないように、ドレスアップして行ってね。

カフェもあるパン屋さんなら「THE CITY BAKERY」

出典：http://www.thecitybakery.jp/aboutus/index.html

ニューヨークドラマに良く出てくる朝食シーンといえば、パン屋さんの中のカフェ。中でもNYっ子に人気が高いのが「THE CITY BAKERY」での朝食。『SATC』や映画『ラヴソングが出来るまで』にも登場している。
この店で絶対にはずしてはいけないのが、プレッツエル・クロワッサン。ニューヨーク・ストリートフードの代表プレッツエルとクロワッサンの良いところを組み合わせたパンで、外側はかりっとしょっぱく中は層になっててふんわり食感なのだ。『SATC』に登場してたのは、ニューヨークNo.1といわれるチョコレート・ブラウニー。こちらも大人気。
そんな「THE CITY BAKERY」が世界初進出の場に選んだのが、大阪。その後品川、広尾にもオープンして、人気スポットになっている。
朝は8時からオープンしているので、ニューヨーカーよろしく朝食を食べてみては？

まだまだ続くNYグルメ・オープンラッシュ「シェイク・シャック」

出典：https://www.shakeshack.com/food-and-drink/

行列のできるバーガー屋「シェイク・シャック」はマディソン・スクエア・パークの屋台から始まった。100％アメリカ産アンガス・ビーフで出来たパテが美味しいと評判を呼び、今では世界で63店舗にもなっている。
そんな「シェイク・シャック」がお気に入りなのは、『ゴシップガール』のネイト。ラクロス・チームの仲間やダンと一緒に何度も訪れている。
その「シェイク・シャック」が2016年に東京に第1号店を開店、東京オリンピックまでには10店舗に拡大するんだとさ。へえ。
マクドナルド帝国が崩壊しつつある今、またもや黒船来襲。（いやいやマクドナルド自体がもともと黒船だからね。）お値段はと言えば、バーガーがアメリカで5~7ドルくらい。チーズソースがかかったフライドポテトが3.65ドル、これおいしいっす。日本だといくらになるんかねえ。
いずれにしてもオープン前からこの話題性。日本でも行列になることは間違いないね。

気になるお店はニューヨークだけじゃない「フレッドシーガル」

出典：https://www.facebook.com/camdensbluestardonuts

LAを舞台にした青春レジェンド・ドラマ『ビバリーヒルズ・高校白書』でブレンダが万引きの共犯者に見なされてしまう蔦の絡まったおしゃれな建物。それが世界中で知られるセレクトショップの草分け「フレッドシーガル」だ。
ハリウッドセレブ出没率No.1ショップともいわれていて、パリス・ヒルトン一派はもちろんのことベッカム夫妻やテイラー・スイフトなんかもよくやってくるらしい。そういえば映画『キューティブロンド』では「先週フレッドシーガルでキャメロン・ディアスを見た」って言うセリフがあったほど。
そんなLAのマスト・ゴー・ショップ「フレッドシーガル」がこの度代官山にオープンした。日本初上陸ドーナツショップの「ブルースター・ドーナツ」も敷地内にオープンして、LAセレブを気取るには一番のスポットになっている。旬のスポットだから、日本のセレブ・ハンティングも出来るかもね。

おわりに

いかがだっただろうか。日本に居ながらにしてあのドラマのあのシーンを再現できるおしゃれショップ＆グルメの数々。いやもう東京なんてニューヨーク化の波が止まらない感じになっちゃってるなあ。ドラマに関係なく見渡してみれば、あのステーキハウスもあの星付きレストランも日本にあるぞっていう感じでかなりの進化を見せている。
『ゴシップガール』がパリでロケをしたように、いつの日か海外ドラマを日本で制作してくれたりしないかなあ。おしゃれスポット、沢山ありますよ。