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一度は行きたい海外ドラマ・映画のロケ地14選 ニューヨーク編

|まとめ

ニューヨークといえば、世界中で一番ドラマ・映画の舞台になっていると言われるビッグ・シティ。海外ドラマファンにとってはまさに聖地ともいえる場所だ。そこでいつか必ず行ってみたいあのドラマのあの場所を一気にご紹介!

ここがマンハッタンのど真ん中「グランド・セントラル駅」

World's Most Beautiful Train Stations

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42stから45stにまたがるこの駅は、ニューヨークの陸の玄関口だけあって数えきれないほどの映画やドラマで使われている。特に印象的なのは『ゴシップガール』(2007~2012)での冒頭シーン。物語の全ては、ここ「グランド・セントラル駅」に主人公セリーナが降り立つところから始まったのだ。
天井の星座図や装飾がとても美しいので、セリーナよろしくお洒落にきめて記念撮影するのにはぴったりの観光スポットといえる。
そういえば『メン・イン・ブラック2』(2002)ではここのコインロッカーでエイリアンが暮らしてたなあ。天井に描かれた星空を本物だと思ってたのかもね。

本当にお家だった「ニューヨーク・パレス」

New York Palace Hotel

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ゴシップガール』でチャックとセリーナの一家が暮らしていたのが、5つ星ホテル「ニューヨーク・パレス」。もともと財閥の邸宅だったものをホテルに改装したんだとか。ほんとにいたんだね~、こんなとこに住んじゃう人が。
5つ星ホテルだけあって、実際に出入りしている人達もかなりゴージャス。セリーナ達がしょっちゅう通っていたあのフェンスを通り抜けるだけで、ゴシップ指数が上がること間違いなし。すぐ近くにはセリーナやブレアの買物定番スポット「ヘンリー・ベンデル」や「サックス・フィフス・アベニュー」もあるぞ。

スターに会える率が高い「ロックフェラー・センター」

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「サックス・フィフス・アベニュー」のお向かいさんがロックフェラー・センター」。全米で一番大きいと言われるクリスマスツリーやスケートリンクが人気で、日本の情報番組でも良く紹介されている。
『ホームアローン2』(1992)でケビンとお母さんが涙の再会をしたり、『オータム・イン・ニューヨーク』(2000)でリチャード・ギアとウィノナ・ライダーがスケート・デートしたりと、映画でもおなじみのロケーションだ。
でもって何でスターに会えるかも?かというと、それはアメリカの4大ネットワークの1つ、NBCのスタジオがあるからだ。そう、『30 Rock』(2006~2013)の舞台となったあのスタジオ、実はNBCなのだ。ニューヨーク版「めざましテレビ」(?)の「The Today Show」は外から見えるスタジオで生中継をしていて、映画やドラマのプロモーションでスターの皆さんがやって来ることともしばしば。オープンスペースでファンからの質問を受けたり、歌手だと歌ってくれちゃったりな~んてことも!
しかもNBCストアもあって今放送中のドラマはもちろんのこと、『フレンズ』(1994~2004)や『となりのサインフェルド』(1989~1998)のグッズなんかも売っているのだ。時期によってはスタジオ・ツアーも開催されるている。

てっぺんの鱗がまぶしい「クライスラー・ビルディング」

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『セックス・アンド・ザ・シティ』(1998~2004)オープニング映像のしょっぱなにどーんと映し出される摩天楼が、「クライスラー・ビルディング」。エンパイア・ステート・ビルが出来るまでは世界一の高さを誇ったニューヨークの象徴の一つだ。『アニー』(2014)のミス・ハニガンが「クライスラービルのてっぺんとおなじくらいピッカピカに磨け!」と言うくらいいつも輝いてる。『アルマゲドン』(1998)では隕石にポッキリ折られちゃって、あらびっくり。

街の図書館を想像しちゃダメよ「ニューヨーク市立図書館」

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図書館と聞いて無機質な本の倉庫みたいなものを連想してはいけない。蔵書数460万冊を誇るこの図書館は素晴らしくフォトジェニックなため、数多くの映画に登場しているのだ。古くは『ティファニーで朝食を』(1961)でポールがホリーに愛を告白し、『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)では本を燃やされ、『ゴーストバスターズ』(1989)ではポルターガイストが出現し、『スパイダーマン』(2002)はおじいちゃんに車で送ってもらってたっけ。
SEX and the CITY』でキャリーとミスタービッグの結婚式会場になるはずだったのもここ。実際に結婚式を挙げることが出来るそうだから、誰かやってみてくれないかなあ。ちなみにご予算は約600万円!

セレブ御用達の「プラザホテル」

The Plaza Hotel in New York Offers Oscar Package for Ultimate Luxury ...

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ゴシップガール』でチャックがブレアに告白するシーンが撮られたのは「プラザホテル」前。『フレンズ』にも登場したこのホテルは、『ホームアローン2』でマコーレ・カルキン扮する主人公が1人で泊まって大騒動を起こした場所。半分が超高級レジデンスとして売り出されてしまった現在、内装はかなり変わってしまった。が、外観はほぼ当時のまま。相変わらずゴージャスな場面では欠かすことの出来ないロケ地の一つである。ゴージャス度No.1映画『華麗なるギャツビー』(2013)でももちろん使われていたし、ファーストレディ=ミッシェル・オバマの目撃情報も多数あり!
キング・オブ・ロケ地「セントラルパーク」も目の前なので、ロケ地探訪の旅の宿にはもってこいのロケーションと言える。

ニューヨーク最大級! アートの殿堂「メトロポリタン・ミュージアム」

metropolitan art museum

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普通の観光客のふりをしつつもこっそりロケ地参上が出来るスポットといえば、「メトロポリタン・ミュージアム」、通称「MET」。正面の階段こそがセリーナやブレア達のランチ指定席だ。ここに座ってカフェ「サン・アンブローズ」のピンク紙コップでコーヒーを飲めば、気分はもうゴシップガールズの一員。ちなみに「サン・アンブローズ」はニューヨーク市内に数店舗あるので、アッパーイーストの「MET」まで足をのばせない場合でも是非飲んでみたいものだ。
「MET」もたくさんの映画・ドラマに登場している。特にデンドゥール神殿は『恋人たちの予感』(1989)や『ダイヤルM』(1998)などに登場する印象的なスポットだ。

ドラマも映画もおまかせ! オールマイティな「セントラルパーク」

Run in Central Park, New York

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ニューヨークを舞台にしたドラマ・映画で撮影されていないものはないといっても過言ではないのが「セントラルパーク」。ベルヴェデーレ城、動物園、シープ・メドウ、ロブ・ボートハウスなどいくつもの有名撮影スポットが点在する。ドラマでは『SEX and the CITY』『ゴシップガール』はもちろんのこと、『WHITE COLLAR 天才詐欺師は捜査官』(2009~)や『LAW & ORDER』シリーズ(1990~)等にも登場。
映画に至っては『ティファニーで朝食を』(1961)をはじめ前出の全ての映画に登場している。時間がなければとりあえずパークの入口だけでも押さえておきたいところだ。入口では『魔法にかけられて』(2007)『ダイハード3』(1995)などが撮影されている。時間があればパーク内の撮影スポットをくまなく廻るウォーキング・ツアーに参加してみるのも面白い。

意外と地味な「キャリーの家」

New-York-Greenwich-Village-Carrie-Bradshaws-House

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SEX and the CITY』マニアにとってどうしても外せないのは、「キャリーの家」。劇中ではアッパーイーストの73stとされていたキャリーのアパートだが、ロケで使われた家はウェスト・ビレッジのペリー・ストリートにある。ウェスト・ビレッジにはこんな感じの建物や玄関が沢山あるので、お間違いのないように。
実はキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーの本当のお家もご近所さんらしい。他にもビリー・ジョエルをはじめ、有名アーティストが何人も住んでいるとか。『フレンズ』のアパート外観として使われた建物も徒歩圏内(グローブ・ストリートとベッドフォード・ストリートの角)にあって、この辺りはなんとなくドラマ指数の高いエリアである。

日本でも大人気「マグノリア・ベーカリー」

Magnolia Bakery

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「キャリーの家」から歩いてすぐの場所には、日本にも上陸して大行列となった「マグノリア・ベーカリー」本店がある。キャリー達がおしゃべりしながらよく頬張っていたあのカップケーキを求めて、小さな店はいつもお客さんで溢れている。今ではニューヨーク市内に何店舗も出来て、『SEX and the CITY』様様といったところだろう。

アジアン・フュージョン・レストラン「BUDDAKAN」

new york city s buddakan restaurant is certainly not new on the scene ...

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チェルシーマーケットの「BUDDAKAN」は、仏像がでーんと御座す有名な洒落スポットだ。この辺りはミートパッキングと呼ばれるヒップでホップなお土地柄。『SEX and the CITY』ファンにとっては、サマンサがお引っ越ししたスポットとしても有名だ。すぐ近くには何度も登場しているカフェ・レストラン「PASTIS」もあったが、残念ながらビル全体で改装のため閉店中だ。(2015年2月現在)

朝食食べてみる?「ティファニー」

In 1837, Tiffany & Co opens its first store in New York City.

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アメリカを代表する宝飾店「ティファニー」の本店がここ。言うまでもなく『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘップバーンがデニッシュをかじっていたあのシーンを世界中の人がイメージする。
でも、このニューヨークを代表するランドマークで朝ご飯を食べたのはオードリーだけではないのだ。『glee』セカンドシーズン(2010~2011)ではレイチェルとカートも仲良く立ち朝食していた。
SEX and the CITY』にも何度か登場しているし、『メラニーは行く』(2002)では店内でも撮影が行われた。

番外編:ディープなお土産を探すなら「HBOショップ」

「ニューヨーク市立図書館」からわずか1ブロックのところにある「HBOショップ」。『SEX and the CITY』を放送していたケーブルテレビ局HBOのグッズショップだ。
ここでは『SEX and the CITY』関連グッズはもちろんのこと、『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011~)『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』(1999~2007)『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』(2010~)といったHBOが誇る人気ドラマのこだわりグッズを手に入れることができる。
海外ドラマファンなら店ごと買いたくなっちゃうかもね。

おわりに

ニューヨークを代表するロケ地の数々、いかがだっただろうか?
今回ご紹介した以外にも数えきれないほどのロケーション・スポットが点在しているニューヨーク。それもそのはず、撮影されるドラマ・映画の数はなんと年間200本以上なのだ。
というのも、ニューヨークは全米1撮影フレンドリーな街といわれているから。ニューヨーク市内でほとんどの撮影・制作をした場合なんと税金が優遇される。しかも私有地以外では基本場所代ただ。警察から撮影許可のオレンジ色の紙さえ取つけられれば即撮影OK。そして撮影には市を挙げて協力的。そういえばトム・クルーズ主演の映画『バニラ・スカイ』(2001)ではゴーストタウンのように無人のタイムズ・スクエアが話題になった。これも本物のNYPDに道路封鎖させちゃう市のご協力あってこそのグッジョブ!
あなたもお気に入りドラマのあのシーンを探しに、ぜひニューヨークまで行ってみては?

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