スタートレック：ディープ・スペース・ナイン の作品紹介

「スタートレック」シリーズTV版第3弾! 宇宙ステーションを舞台に宇宙戦争へと発展する大河ドラマ。

TV版第2弾『新スタートレック』放送中の1993年にスピンオフとして始まった。『新スタートレック』やTV版第4弾の『スタートレック:ヴォイジャー』と時を同じくするという設定だ。
宇宙船が舞台の1話完結型を定番としたそれまでの『スタートレック』シリーズとは違い、壮大な大河ドラマとしての評価が高い異色作だ。

SF大河ドラマの決定版

銀河の果て「惑星ベイジョー」にある放置された宇宙ステーション「ディープ･スペース･ナイン（DS9）」を惑星連邦が管理下におくところから物語は始まる。
本作は、その宇宙ステーションを行き交う多種多様な異星人たちの交流を、しっかりとした人間ドラマとして描いているのが特徴だ。単なる特撮ものではなく、人間や異星人の感情にスポットを当て現代社会を投影するSFという新たなジャンルを開拓したのだ。
また、『スタートレック:ディープ･スペース･ナイン』の後半で描かれる「ドミニオン戦争」では、実写かと見紛うCGによる宇宙艦隊の戦闘シーンが秀逸で、今でもスタートレッキーの間で語り継がれている。

新たなファン層を獲得

シーズンを重ねるごとに「ディープ」なファンを獲得し、7年間にわたる放送期間中、常に高視聴率をマークした『スタートレック:ディープ･スペース･ナイン』。
エミー賞では2度の特殊メイクアップ賞とメインテーマ曲賞を受賞。1996年1997年にはSF界で最も権威ある賞と言われるヒューゴー賞に2年連続でノミネートされるという快挙にも輝いた。

必ず最後まで見るべし

視聴率の都合でプッツン切れになってしまう事が多いアメリカドラマ界。そんな中、『DS9』は、見る人すべてがシリーズ全体を思い起こし別れを告げられる作りになっている。というのも、最終シーズン7の最終章はなんと10時間の連続ストーリー。最終回には「DS9」での9年間を回想する長いシーンも用意されていて、誰もが納得できる幕引きとなっているのだ。

あらすじ

ベンジャミン・シスコはウルフ359の戦いで妻を亡くした。失意のまま数年が経ち、辺境のディープ・スペース・ナイン（通称DS9）に赴任する。DS9はベイジョーの軌道衛星上に浮かぶ宇宙ステーションだ。元はカーデシアがベイジョー占領時に作った鉱石加工宇宙宇宙-ステーション「テロック・ノール」。ベイジョーは隣接するカーデシア連合から独立し、惑星連邦の保護統治下に入った。

更新日2013年8月12日

スタートレック：ディープ・スペース・ナイン の作品情報

あらすじ

ベンジャミン・シスコはウルフ359の戦いで妻を亡くした。失意のまま数年が経ち、彼は辺境のディープ・スペース・ナイン（通称DS9）に赴任する。DS9はベイジョーの軌道衛星上に浮かぶ宇宙ステーションだ。元はカーデシアがベイジョー占領時に作った鉱石加工宇宙宇宙-ステーション「テロック・ノール」。
ベイジョーは隣接するカーデシア連合から独立し、惑星連邦の保護統治下に入った。