ワンス・アポン・ア・タイム（海外ドラマ：2011年 - 2018年）

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ワンス・アポン・ア・タイムの作品紹介

ディズニー傘下のABCが送る、おとぎ話キャラクターそろい踏みの大人向け現代版ファンタジードラマ

『白雪姫』から『ムーラン』まで、おなじみのディズニー映画に登場するファンタジー・キャラが実写版で勢揃い。しかも呪いのせいで記憶をなくし、現代人としてアメリカの田舎町でご近所さん生活をしているという驚きの設定だ。複雑で壮大なストーリーが、おとぎの国と現代の間でフラッシュバック＆クロスオーバーする。

すべての始まりは『白雪姫』

白雪姫と王子の結婚に怒った悪い女王によって、おとぎの国の全員がハッピーエンドと記憶を奪われ現代へ飛ばされてしまった。ただ1人、ふたりの娘であるエマを除いて……と言うのがプロローグ。
自分が白雪姫の子どもであるという意識のないエマが、養子に出した自分の息子ヘンリーの導きで元おとぎの国の住人達が住む田舎町「ストーリーブルック」を訪れたときから呪いが解け始める。

おとぎ話キャラてんこ盛り

『ワンス・アポン・ア・タイム』というタイトル通り、登場人物は「むかしむかし……」で始まるおとぎ話のキャラクターたち。『白雪姫』『ピノキオ』『赤ずきん』『シンデレラ』などなど、誰もが知っている有名キャラばかり。
しかもストーリーを超えて人間関係が複雑に絡み合うという伏線まで張ってある。だって『白雪姫』の悪い継母のお母さんが○○だったり、魔法の鏡の精が○○だったなんて想像出来ただろうか（○○は見てのお楽しみ）？
とにかく姫キャラも悪役もいろんなところで「そんなのありー？」と叫びたくなる繋がりと伏線を持っているのだ。

ワクワクのルーツはディズニーとあの人気ドラマ

放送・製作のABCはディズニー傘下であるため、ディズニーへのオマージュが鏤められている。７人の小人の名前もディズニー版だし、ディズニーワールド・ファンタジーランド・リニューアルの式典に白雪姫役のジニファー・グッドウィンが呼ばれるあたりは、まさに公認プリンセスだ。
また、現代での物語とおとぎの国でのフラッシュバック・ストーリーが交互に展開する様子は『LOST』を彷彿とさせる。それもそのはず、製作総指揮は『LOST』の脚本陣であったアダム・ホロウィッツとエドワード・キッツィスなのだ。

実は10年以上もの間、『ワンス・アポン・ア・タイム』の原案を温めてきたと言うふたり。『LOST』での経験と成功を踏まえて、満を持して世に送り出したという訳だ。

更新日2014年1月30日