ブルース・ウィリスの出世作としても知られる、コメディタッチのサスペンスドラマ。
アメリカACB放送で、1985年から1989年まで全57話が放映された。メインキャストの一人、デービッドを演じたブルース・ウィリスは、本作でエミー賞ドラマ・シリーズ部門の主演男優賞ほか、数々の賞に輝き一気にブレイク。誰もが知る映画スターへの階段を掛け登っていくきっかけとなった作品。日本では 1986年からNHK総合で放送された。
ロサンジェルスにある探偵社「ブルームーン探偵社」。全財産を会計士に持ち逃げされて赤字続きの小さなオフィスだが、ひっきりなしに難事件、珍事件が持ち込まれてくる。売れっ子トップモデルだった経歴を持つ美人社長のマディ・ヘイズと、お調子者でよくしゃべる探偵デービッド・ アディソンは、衝突を繰り返しながら次々と事件を解決していく。
探偵物のドラマとして、犯人探しがストーリーの軸になりつつ、アクション、コメディのほか、デービッドとマディのラブロマンスなど、様々な要素が織り込まれているのが魅力。また、名作映画のパロディをはじめ、突然デービッドがカメラ(視聴者)に向かって話しかけたり、主演の2人が歌い出したり、従来のテレビドラマの演出を無視した大胆な構成も話題になった。ゲストとして、当時のブルース・ウィリスの妻、デミ・ムーアが登場するなど、ドラマと実生活がクロスするような内輪ネタも豊富だった。
破天荒な探偵、デービッドを演じたブルース・ウィリスは、コミカルなマシンガントークと、時折見せるセクシーな一面が視聴者の心を掴み、人気スターの仲間入りをはたした。現在でも時折映画化の話が取りざたされるが、本人は乗り気ではないと言われている。
これまで鳴かず飛ばずの俳優活動をしていたブルース・ウィリスとは対照的に、マディを演じたシビル・シェパードは、ピーター・ボグダノヴィッチ『ラスト・ショー』で映画デビューを飾り、エルヴィス・プレスリーとも交際していたという派手な経歴の持ち主。本作出演以降も、『ラスト・ショー2』、『マーサ・スチュワートの栄光の影』、『Lの世界』などに出演している。
本作のサウンドトラックには、アル・ジャロウが歌うテーマ曲の「Moonlighting」ほか、ザ・アイズレー・ブラザーズ、リンダ・ロンシュタット、ビリー・ホリデイなどの挿入歌に加え、ブルース・ウィリスが歌う「グッド・ラヴィン」も収録されている。
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