バフィー 〜恋する十字架 の作品紹介

ヴァンパイア・ハンターはキュートなブロンド女子高生 一世を風靡したアクション学園ホラー

1992年製作の映画『Buffy the vampire slayer』(邦題『バッフィ・ザ・バンパイヤキラー』)のテレビドラマ化作品。ホラーアクション×青春ドラマという巧みなストーリー展開でシーズン7まで続く人気シリーズとなった。主演のバフィー役サラ・ミッシェル・ゲラーはニューアイドルとして大ブレイク。

ネクスト・スターが盛りだくさん

特殊能力でヴァンパイアと戦う女子高生バフィーの活躍ぶりを、学園生活を絡めながら描くストーリー。バフィー役のサラ・ミッシェル・ゲラーを始め、バフィーと恋に落ちるヴァンパイア・エンジェル役のデヴィッド・ボレアナズ（『BONES』ブース役）やエリザ・デュシュク（『トゥルー・コーリング』トゥルー役）など、後のブレイクスターがわんさと登場している。
なんとシーズン2には『プリズン・ブレイク』主演のウェントワース・ミラー（もちろんブレイク前！）も、ちょい役で登場している。実にアメドラファン心をくすぐるキャスティングだ。

新型SFファンタジーの生みの親

『バフィー 〜恋する十字架』の製作総指揮で知られるのは、ジョス・ウィードン。エピソードによっては監督・脚本までこなし、まさにNOウィードンNOバフィー状態。
ウィードンがかねてから心に描いていた「ヴァンパイアの餌食になる哀れなかわい子ちゃんではなく、ヴァンパイアをやっつける美少女戦士」という設定が大ウケにウケ、大層ご満悦だったとか。

新しい試みも盛りだくさん

ウィードンはなかなかのチャレンジャーでもあり、『バフィー 〜恋する十字架』では新手法の演出を次々と見せてくれる。ミュージカル仕立あり、BGMや効果音なし演出あり、セリフなしサイレント・エピソードまで登場するのだ。
めくるめくウィードン・ワールドが炸裂する『バフィー 〜恋する十字架』、ぜひ堪能してみてはいかが？

更新日2014年1月1日