NY市警の美しい女刑事と遺伝子操作されて野獣になった男が織りなすラブ・ストーリー
『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』脚本シェリー・クーパーと『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』脚本ジェニファー・レビン製作総指揮による2012年CW放送版。1987年米CBSのリンダ・ハミルトンとロン・パールマン実写版ドラマをベースにしている。ディズニー映画版のようなファンタジー要素をなくし、現実に根ざした『美女と野獣』を描く。
ヴァンサン・カッセル×レア・セドゥの実写版(2014年)、エマ・ワトソン主演のディズニー実写版(2017年)となぜだか近年湧いている『美女と野獣』市場。それより少〜し前の2012年に放送されたテレビドラマ版がこの『ビューティ&ビースト/美女と野獣』。
9.11のあと入隊しアフガニスタンの戦地へと送られた実在のアメフト選手をモチーフに、陰謀によりDNAを書き換えられた野獣というSF的な設定にすることで、より現代的でリアルなストーリー展開になっている。
「美女」キャサリン役に選ばれたのは、クリスティン・クルック。エキゾチックな顔立ちはインドネシア系の母親譲り、父親はオランダ系のカナダ出身の女優だ。『ヤング・スーパーマン』でヒロイン、ラナ役を演じて、その名が知られるようになった。『ビューティ&ビースト/美女と野獣』ではその美しさとは裏腹な男勝りな腕っ節の強さを披露してくれる。
「野獣」ヴィンセント役はジェイ・ライアン。ニュージーランド出身でスティーヴン・スピルバーグの『Terra Nova(テラノバ)~未来創世記』などにゲスト出演していたが、本格的なメインキャストでのレギュラーは『ビューティ&ビースト/美女と野獣』が初めて。心優しき野獣に相応しいたくましいボディと麗しい顔立ちで女性ファンを一気に獲得した。特に暗闇で光る瞳が素敵との評判だ。
9年前にキャサリンの母親が殺された時に助けて以来、キャサリンが危機に陥るたびに助けにやってくるヴィンセント。醜い姿を知っても心の奥で強い結びつきを感じるキャサリン。この設定は守られたい願望のある女子にとっては鉄板だ。現実的な設定の犯罪捜査ものとしての伏線はあるものの、やっぱり『ビューティ&ビースト/美女と野獣』は究極のラブ・ストーリーだ。
秘密組織の手が迫ってきたり新しい敵が現れたりと危機感が募るものの、「最後は2人にハッピーエンドが訪れるといいなあ」なんて思いながら見守りたくなるドラマなのだ。
ヴィンセント役
キャサリン役
Tess Vargas役
J.T. Forbes役
Gabriel Lowen役
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『ビューティ&ビースト/美女と野獣』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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