アーミー・ワイフ の作品紹介

主役は陸軍軍人の妻たち！ 軍に誇りを持つアメリカならではの設定で妻系ドラマに新風を吹き込んだ人気作

男性目線になりがちな「軍隊もの」でありながら、物語の中心となるのは軍人の夫を持つ4人の妻と自身が軍人である一人の妻。アメリカが世界に誇る軍事基地内での生活を、女性たちの視点から描く。女性のためのテレビ局を謳うLifetime TVでシーズン7（2013年6月現在）まで続くメガヒット・シリーズだ。

新しい「妻たち」は4+1人

『アーミー・ワイフ』の中心となる妻は5人。
結婚20年、いつも完璧な大佐の妻クラウディア（キム･デラニー）、息子の家庭内暴力を隠し通す妻デニス（キャサリン･ベル）、借金返済のために内緒で代理出産をする元警察官のパメラ（ブリジット･ブラナー）、スピード子連れ結婚した奔放な元バーテンダーのロキシー（サリー･ブレスマン）、そしてアフガニスタンでのトラウマに悩む女性軍人ジョーン（ウェンディ･デイヴィス）。
「あなたはどの妻タイプ？」企画にピッタリのバラエティに富んだキャラクターが勢ぞろいしている。

遠い国のお話と思いきや……

アメリカ陸軍の基地での生活なんて、私には関係ないし～と思ったあなた。いえいえ、実は日本人女性にも共感できるポイントがぎっしり詰まっているのが『アーミー・ワイフ』なのだ。
なぜなら基地内住居とは、言ってみればいわゆる社宅のようなもの。夫の階級によって生まれる妻たちのカースト制度や、妻たちの誹謗中傷が夫の昇進にも影を落とすあたりなど、日本の妻コミュニティにそっくり！ 妻系あるあるは、国境をやすやすと越えるのだ。

女心をがっちり掴む設定

アメリカ人にとって家族が軍人であることは大変な誇りだ。しかも普通の人には垣間見ることもできない基地での生活をリアルに描いているということで、アメリカに住む女性にとって『アーミー・ワイフ』の世界は興味津々。
しかも夫である俳優たちはルック5割増し効果のある軍服に身を包んでいることも多く、うっとり度合いがさらに増しているというまさに女性のためのドラマだ。

更新日2013年10月10日