なんじゃこりゃのおもしろさ! カルト的人気を誇るイギリスBBC制作の抱腹絶倒SFコメディ
初回放送は、なんと今から遡ること約四半世紀の1988年!その後10シリーズまでのロングランを誇る長寿番組だ。舞台は、放射線事故で乗組員全員が死んでしまった宇宙船レッド・ドワーフ号。生き残りのレクターを中心に数名の濃すぎるキャラたちが繰り広げるあんなこんなの騒動に笑い転げてしまう異色SFコメディだ。
1999年までに8シリーズが放送された後、放送開始20周年を記念して3話連続のスペシャル・シリーズが放送されたのが2009年。これが大好評で、映画化の話もあったのだが、いつの間にかなかったことに・・・。世界中のレッド・ドワーフ乗組員をやきもきさせたものの、見事2012年にシリーズ10が放送された。
イギリスお得意のシュール、ブラック&おバカなギャグ満載のSFドラマだが、日本で放送していたのはなんと当時のNHK教育テレビ。お固いチャンネルのわりには随分と革新的なドラマに手を出したもんだ。そういえば、同じくイギリス発の『モンティ・パイソン』や『Mr.ビーン』も3チャンネルで見たっけ。NHK、意外にすごいぞ!
時は22世紀後半、巨大な宇宙船レッド・ドワーフ号は木製で採掘した資源を地球に輸送していた。カレー好きのダメダメ乗組員リスター(クレイグ・チャールズ)は内緒で妊娠中の猫を飼っていたことがバレて謹慎処分=冷凍保存されてしまった。マザーコンピューターのホリーに冷凍を解除されて目覚めたリスターは、放射能事故で他の乗組員が全員死んでしまったことを知る。しかも彼が冷凍されている間に300万年も経っていたのだ。
ひとりぼっちになってしまったリスターのためにホリーがホログラムとして再生した乗組員がリマー(クリス・バリー)。そしてリスターがかっていた猫の子孫が進化した猫人類!キャット(ダニー・ジョン・ジュールズ)も現れ地球への旅が始まる。シーズン3からは妙に人間っぽいアンドロイド、クライテン(ロバート・ルウェリン)もメンバーに加わる。
SFとしての設定は、あのホーキング博士も絶賛した(らしい)というが、ホンマかいな?
主要4キャストはそれぞれ癖があり過ぎで、その掛け合いがSFドラマとしての設定からはぶっ飛んでいることが魅力なのが『宇宙船レッド・ドワーフ号』。そこにさらなる魅力を加えているのが、吹き替え担当の個性豊かなベテラン声優たち。そう、当時の海外ドラマには二ヶ国語放送なんてこじゃれたものはなく、日本語で楽しんだのだ。
お腹の底から笑いたい時に是非お勧めしたい秀作コメディ、日ごろの悩みなんかバカらしくなること間違いなしだ。
デイビッド・リスター役
アーノルド・J. リマー役
キャット役
Kryten役
Holly役
Holly役
Kristine Kochanski役
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『宇宙船レッド・ドワーフ号』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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