アメリカABCテレビで制作されたドラマ。サスペンスをベースとしつつ、コメディやセックスネタなども満載。
2004年から2012年まで全8シーズン、180話が制作された主婦コメディ。ゴールデン・グローブ賞、エミー賞など、数々の賞を受賞し、高い評価を得ている。日本ではNHK BS2、NHN BSプレミアムで放映され、「デス妻」として人気となった。吹き替え版では、テリー役を女優の萬田久子が務めたことでも話題に。
閑静な住宅街「ウィステリア通り」に住む5人の主婦たち。平穏な日々を過ごしていたが、ある日突然、仲間内での信頼も厚かった専業主婦のメアリー・アリスがピストル自殺してしまう。スーザン、ブリー、リネット、ガブリエルの主婦たち4人は、メアリーの遺品の中から謎めいた脅迫文を発見する。どうやらメアリーには、他人には言えない秘密があったようだ。
メアリーの自殺が引き金となり、一見幸せな生活を送っていたように見えた主婦たちの秘密が徐々に明らかになっていく。殺人、不倫、嫉妬、嘘、秘密がうずまく「デスパレート(崖っぷち)」な人間関係は、やがて取り返しのつかない方向に突き進んで行き……。
「どこにでもいる主婦」を主人公としながら、その裏に隠れる泥沼な人間関係と、ジェットコースター的なストーリー展開で視聴者を引きこんだ。世界150カ国以上で放送され、メキシコではリメイク版が制作されるなど、大ヒットを記録している。
メインキャストのテリー・ハッチャー、フェリシティ・ハフマン、マーシア・クロス、エヴァ・ロンゴリア・パーカーの4人は、この作品の成功でギャラが高騰。アメリカのTVガイド誌では1本のギャラが40万ドルとも報道された。
作品の評価とは裏腹に、この作品でのキャストやスタッフ同士の不仲は有名。主演のテリー・ハッチャーと他のキャストとの不仲説が度々報道されたり、イーディ役のニコレット・シェリダンは「暴力をふるわれ、不当に解雇された」として番組クリエイターのマーク・チェリーを訴えたり、撮影現場では作品さながらの複雑な人間関係が繰り広げられていたようだ。
最後に残念なニュースをひとつ。噂話好きな偏屈な隣人、マクラスキーを演じたキャスリン・ジューステンは、2012年の6月1日、肺がんのため亡くなった。享年72歳。リネット役のフェリシティ・ハフマンら、「デス妻」で共演したキャストからは、彼女を惜しむ声が多数寄せられた。冥福を祈りたい。
スーザン・メイヤー役
リネット・スカーボ役
ブリー・バン・デ・カンプ役
ガブリエル・ソリス役
イーディ・ブリット役
メアリー・アリス・ヤング役
マイク・デルフィーノ役
レックス・バン・デ・カンプ役
カルロス・ソリス役
ポール・ヤング役
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『デスパレートな妻たち』をみた後は、視聴履歴を付けてみよう。
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