スーパーナチュラル の作品紹介

イケメン兄弟が悪霊や怪物と戦いながら、全米を旅する大人気ロードムービー

悪霊によって母を亡くした兄弟が、父の失踪をきっかけに悪霊退治の旅に出るというストーリー。アメリカ人なら誰もが知ってる（らしい）都市伝説やら怪物やら聖書に出てくる悪魔やらが入れ替わり立ち代わり登場する。2012年にはピープルズ･チョイス・アワードで、作品賞とSF/ファンタジードラマ賞をダブル受賞した。

イケメン兄弟に大注目

長男ディーンを演じるのはジェンセン・アクレス。『ダーク・エンジェル』や『ヤング・スーパーマン』の出演で、アメドラ・ファンにはおなじみの若手俳優だ。妻は『One Tree Hill』レイチェル役のダニール・ハリス。
弟サム役は、ジャレッド・パダレッキ。身長193㎝のイケメンだが、こちらも妻子あり。『スーパーナチュラル』シーズン4にゲスト出演したジュヌビエーブ・コーティズとシーズン5中に結婚した。

被害者女子のレベルも高し

『スーパーナチュラル』では、怪奇現象に悩む女子たちもみ～んなかわいい。そりゃあ悪霊だっておブスよりはかわい子ちゃんをターゲットにするでしょう、と言わんばかりだ。
なのになぜか美人被害者とイケてるレスキューにありがちな恋愛モードへと発展しない。「俺たちはさすらいの身、惚れちゃあいけないぜ！」的なスタンスも、実は人気の秘訣らしい。

アメリカ版「トイレの花子さん」

『スーパーナチュラル』には、日本人的にはピンとこない「血まみれメアリー」や「堕天使ルシファー」なんかが次から次へと登場してくる。「ありえん」と思いつつも話にのめりこんじゃうあたり、アメリカ人であろうと日本人であろうとみんな都市伝説には弱いのね。

どこまで続く？ 二人の旅路

そもそも『スーパーナチュラル』はシーズン3で完結する予定で製作が始まったという。そこを大人気ゆえに、まずはシーズン5までひっぱった。そのためストーリー的にもシーズン5で完結していて、シーズン6からは新たな展開を見せるストーリーになっている。

更新日2014年4月28日

スーパーナチュラル の作品情報

あらすじ

1983 年11月2日アメリカカンザス州ローレンス、ウィンチェスター家の皆は今夜も何事もなく朝を迎えるはずだった。その夜、メアリー・ウィンチェスターはふと目を覚まし、生後6か月のサムが寝ている子供部屋へ行った。そこには、寝ているサムの前に父親であるジョンらしき男の人影が見えた。メアリーは状況を納得し部屋を去る。しかし、去り際別の部屋でテレビの前にいる夫の姿を確認する。じゃあ、さっきサムの前にいたのは…メアリーは急いでサムのもとへ駆けつける……

妻の悲鳴を聞いたジョンは子供部屋へと駆け込んだ。しかしそこに彼女の姿はなく、サムがベッドの上で無邪気な笑みを浮かべているだけだった。彼がサムを抱き上げようとした時、上から黒い液体が落ちてくる。そして、それが血であることに気付き、驚いたジョンは上を見上げる。そこには、腹から血を流し天井に磔にされている妻がいた。さらには突如として炎が噴出し、一気にその場は火の海となってしまう。

サムをもう一人の息子であり彼の兄であるディーンに預けたジョン。そして三人はなんとか燃え盛る家から脱出した。ジョンは妻を失ったことで悲しみに暮れる。そして、メアリーを殺したのが超常的なものだと知った彼らは魔物や妖怪の「狩り」を始めた。22年後にディーンの前から突如としてジョンが姿を消したため、彼は悪霊や妖怪を退治する生活に疑問を抱き離れて大学生活を送っていた弟サムを「狩り」に連れ戻す。そして兄弟は様々な思惑が交差する旅を通して、恐るべき計画を知る事となる。

トリビア

シーズン1、2の主演二人の吹き替えを担当していたのは、なんと成宮寛貴と次長課長の井上聡。かなり聞き応えのある吹き替えだ。ちなみにBlu-ray版では東地・内田による新録版も収録。